愛知県豊田市での自動運転車の事故について思ったこと
愛知県豊田市で、試験走行中の自動運転車が接触事故を起こしました。
とにかく、全員無事で良かったです。
事故を起こした自動運転車は、どこの車?
愛知県豊田市での自動運転車の事故ということで、トヨタの自動運転車と思っている方がいるみたいですが、違います!
事故を起こした自動運転車は、名古屋大の車です。
豊田章男さんは、トヨタのお膝元でこのような事故を起こされて、ブチ切れているんじゃないでしょうか。本当にかわいそうです😢
自動運転車はそこで何をしていたのか?
名古屋大の自動運転車は、8月29日からの実証実験に先立ち、片側1車線の市道(幅9メートル)を時速14キロで試運転中だったそうです。
実証実験とは、新開発の技術などを、実際の場面で使用し、実用化に向けての問題点を検証することです。
ということは、まだ安全かわからない自動運転実験車が、実験をする前の試運転で事故を起こしたということですね。
この事実を考えると、自動運転車が事故を起こしたとは言えないと思います。
僕としては、実験車のテストドライバーがテスト運転中に事故を起こしたようなものだと感じています。
自動運転車や一般乗用車は、どこが壊れたのか?
自動運転実験車の右側面の樹脂製部品と、乗用車の左前部のバンパーが破損したようです。
この程度で済んで、本当に良かったです。
自動運転レベル3とは?
自動運転レベル3とは、簡単に言えば、限定領域において、システム側が全ての運転タスクを実行するけれど、緊急時には運転手が運転タスクを実行するということです。
限定領域とは、高速道路や特別に許可された場所などのことです。
ちなみに、自動運転レベル3の場合は、事故時の責任は運転手となります。ですから、名古屋大の自動運転実験車は、自動車保険には入っていると思います。
この自動運転車を自動運転レベル3といえるのか?
名古屋大の自動運転実験車は、まず、自動運転車とはいえないし、これを自動運転レベル3なんていえないでしょう。
時速14キロで試運転中に事故を起こすようなレベルですよ。
まともな自動運転車に対して、本当に失礼だと思います。
自動運転車が事故を起こした原因は何?
名古屋大は現時点で、事故原因は、自車の向きを誤って検出し、向きを修正しようと操舵したことだと発表しております。
なぜ、自車の向きを誤って検出したのかを説明してくれないと、何の問題解決にもなっていないですね。
名古屋大は、「今後、詳細な原因を究明する」といっておりますので、早く究明して下さい!
自動運転車は、もうやめるべきなのか?
こういう事故があると、「自動運転は、もうやめろ!」という人がいますが、やめるべきではないと考えます。
安全な自動運転が実現すれば、交通事故が激減することを期待できます。
また、自動車保険もかなり安くなります。自動運転レベル5なら、法的責任は運転手から自動車メーカーに移ると予想されています。
運転の最適化により、渋滞もかなり緩和されると思います。
老人が自動車免許を返納しなくても済むようになります。自動車免許は身分証明にもなりますし、田舎では、車は必須ですからね。
今回の記事は以上になります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございますm(_ _)m