自動運転レベル2のテスラ車にドッグ(犬)モード!犬が運転?
テスラ(Tesla)は、バッテリー式電気自動車と電気自動車関連商品等を開発・製造・販売している自動車会社です。
そのテスラが現在販売している車は、バッテリー式電気自動車です。
テスラのドッグ(犬)モードとは?
ドッグモードとは、テスラ車の持ち主が犬といっしょに外出した時、持ち主が食事や買い物などでクルマに犬を置いたままクルマから離れるときに使うモードのことです。
テスラ車のドッグモードと聞いた時は、犬が運転するのかと思いましたが、そういうわけではなかったです😅
だって、完全自動運転なら、犬だけでもなんとかなりそうじゃないですか~。
犬だって、ずっと犬小屋や家の中にいるよりも、1人きりでちょっと遠くへ行きたい時もあると思いませんか?😊
ところで、ドッグモードを選んで、運転手が車から出ていくと、車載モニターに「この車のオーナーはすぐに戻ります。ご心配なく!A/Cはオンで~~℃です。」と表示され、車内温度を設定した温度に保持してくれます。
実は、電気自動車では、車の電源を入れても音がせず、車外から車内を見ても、エアコンが正常に機能しているかを確認できません。
そこで、車内温度を設定した温度に保持し、車外から車内を見たときにエアコンが正常に機能しているのがわかるようにしてくれた機能がドッグモードなのです!
自動運転レベル2とは?
自動運転レベル2とは、限定領域において、システム側が、スピード調整とステアリング補正を行います。
具体的には、システム側が、アクセル・ブレーキによる「前後」の調整と、ステアリング操作による「左右」の対応を行ってくれます。
限定領域とは、高速道路や特別に許可された場所などのことです。
自動運転レベル2では、運転の主体は運転手であり、運転手は常に前を注視する必要があります。ですから、自動運転レベル2は、正確には「自動運転」とは呼べません。
実際、国土交通省は、自動運転レベル2の車を販売する際には「自動運転」という言葉を使用せず、「運転支援」などの表現を用いることで、自動車メーカー側と合意したと発表しております。
これは、自動運転レベル2の車を自動運転車だと思うと、危険だからです。
海外では、自動運転レベル2の車を手放しで運転し死亡したケースがありますから。
テスラのオートパイロットとは?
今現在のテスラのオートパイロットとは、自動運転レベル2に相当する自動運転機能のことです。
テスラの自動車線変更は、今現在の日本で利用できるバージョンでは、高速道路上で、運転者がウィンカーを車線変更したい方向に出すことにより、ソフトウェアがカメラで前方、側方、後方を確認して自動的にハンドル・アクセル・ブレーキを操作してくれます。
車線変更を自動的に完了してくれます。ウィンカーは自動で止まらないので、ウィンカーを戻す必要があります。
テスラの完全自動運転オプションとは?
完全自動運転オプションとして追加料金を払った人に対して、テスラは、法律上、完全運転自動化が許可されたときには、そのテスラ車で完全運転自動できるという約束をしております。
簡単に言えば、今乗っているテスラ車をアップデートして、完全運転自動できるようにしてくれるという約束をしております。ありがたい話だけど、大丈夫なんか~? だって、まだ完全運転自動化の技術はないんでしょ?🤨
ちなみに、2019年5月28日、自動運転システムの使用に関する規定を新設した改正道路交通法が28日、衆院本会議で可決、成立しました。
先に成立した改正道路運送車両法と合わせ、システムに運転を任せる「レベル3」の実用化に向けた法整備がとうとう完了したのです。
政治家さんや国交省の役人さん、めっちゃ頑張ってくれましたね~。ありがとうございます!😭
今のところ、世界中で「レベル3」の法整備が完了してる国は、ドイツだけですからね。
米国でさえ、アリゾナ、ミシガン、フロリダ、カリフォルニアといった州において、自動運転に関する法律が成立しているだけなのです。
というわけで、テスラさん、日本のテスラ車のために、自動運転レベル3用の人工知能(AI)チップを用意しておいて下さいよ!😁
今回の記事は以上になります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございますm(_ _)m