AI(人工知能)時代、AIを使い倒す!

AI(人工知能)時代に、AIを使い倒すために、ブログをはじめました!

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AIを搭載した介護サポートロボット「アイオロス・ロボット」

アイオロス・ロボットとは、介護職員の周辺業務をサポートするAI(人工知能)搭載のロボットです✨

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引用元:ロボットスタート株式会社

米アイオロス・ロボティクス社が開発しました。

アイオロス・ロボットは、機械学習を使った画像認識技術により、様々な仕事ができます。



アイオロス・ロボットのレンタル料金

アイオロス・ロボットのレンタル料金は、月額15万円(税別)です。

アイオロス・ロボットなら、昼間の業務を夜間でもこなせます。

アイオロス・ロボティクス社によると、従来と比べて、月額の人件費を4分の1から6分の1まで抑えられるそうです。

連続稼働時間は4時間ですが、予備のバッテリーとの交換容量の大きなバッテリーとの交換は可能です。

しかも、アイオロス・ロボットは、自分自身で充電できる場所に行って、充電してくれます。

 

アイオロス・ロボット導入によるメリット

介護職員の業務の一部をアイオロス・ロボットが行うことで、介護職員が入居者に関わる時間を増やし、介護サービスを向上させることができます。

介護施設内での雑用により、介護職員が入居者に直接向き合う時間が減って、介護サービスが低下しがちです。

そこで、アイオロス・ロボットが介護職員を手伝うことにより、介護の質を向上させられます。

アイオロス・ロボットの具体的な特徴・能力

・身長は、1023mm ~ 1323mm(状況に応じて、伸び縮みします)

・体重は、62kg

・約10kg程度のものまで運搬することができます。

・生体信号検知機能により、発作や転倒を検知し、スタッフへ連絡するといった見守りを行います。

・スマートフォンのアプリを使って、人の顔を様々な角度からカメラに認識させることで、登録することができます。

人を骨格で認識しているので、後ろを向いて倒れているときでも、誰の身体なのかを判別できます

・タオルのように、形状が流動的なものも認識することができ、誰のタオルかをも識別することができます

・空間認識機能と物体認識機能により、地図の作成を行うことができます

用途によって自分の手を付け替えることで、食事や洗濯物や新聞を運んだり、掃除機を使ったり、ごみを回収し運搬することができます。

・排泄・廃棄物を処理します。

・モノの固さを認識し、力を調整してつかむことができます。人と握手もできます。

・赤外線センサーや超音波センサーなどにより、障害物を避けて移動することができます。

・エレベーターに乗って目的のフロアに行くことができます。

アイオロス・ロボットの具体的な特徴・能力を動画で見てみて下さい!

僕が、ふと思ったこと

人間とロボットが介護の主導権の奪い合いをして、介護の質が落ちるのが一番よくないので、完全に役割分担を決めておく必要があります。

人間の介護職員の仕事のジャマをせず、アイオロス・ロボットが雑用中心に頑張ってくれるのであれば、歓迎されるし、無駄な揉め事も起こらないでしょう。

よく聞く話ですが、ロボットメーカーや代理店が高く売ったり貸したりするために欲をかいて、あれもこれもできるといって、ロボットにやらせるのが、一番危険です。

アイオロス・ロボティクス社としては、アイオロス・ロボット食事・洗濯物などの準備・運搬、清掃、ごみ・排泄・廃棄物の処理回収をさせるつもりだそうです。

そうであれば、うまくいきそうですね。


また、アイオロス・ロボットでは、クラウドを使っていないため、大きなメリットが2つあります。

1つ目は、クラウドを使っていないため、カスタマイズしやすく、アイオロス・ロボット能力を向上させやすいです。

2つ目は、クラウドを使っていないため、クラウドの運営会社入居者などの個人情報をのぞき見されることがないです。

僕の友人が社長をやっている会社は、海外のホテルでの清掃作業の最適化のために、ディープラーニングを使って物体認識を行っております。

そのデータをクラウドの運営会社に絶対に見せるわけにはいかないので、クラウドは使っていないのです。

また、アイオロス・ロボットは、約10kg程度のものまでしか運搬できないので、人を運ぶことはできないということですね。

最初は、能力を詰め込み過ぎずに、これぐらいしておいた方がうまくいくと思います。



今回の記事は以上になります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございますm(_ _)m