AI(人工知能)時代、AIを使い倒す!

AI(人工知能)時代に、AIを使い倒すために、ブログをはじめました!

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医師は、AI(人工知能)により、なくなる職業なのか?

医師は、AI(人工知能)により、なくなる職業なのか?

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僕の予想では、医師という職業は、なくならないです。

僕なりに検討してみたいと思います。



医療でAIを使うメリット

医療でAIがうまく使われれば、医療費が大幅に下がるでしょう。

また、医師が患者に向き合う時間を増やし、患者に対する理解を深め、患者により良い指導や治療をすることができる可能性も高くなります。

すべてのAIが優秀なわけではないですが、Googleの肺がん検診AIは人間の放射線科の医師を凌駕しました。

Googleの肺がん検診AIと放射線科の医師6人がコンピューター断層撮影(CT)画像を読影し、比較する実験が行われました。その結果、AIは医師に比べて偽陽性を11%減らしながら、がんの検出率では5%上回っていました。

この場合の偽陽性とは、実際には肺がんではないのに、間違えて肺がんだと診断してしまうことです。

医療でAIを使う問題点

AIが医師免許を取得できない以上、AIは責任が取れません

AIの誤診で、人が死んだとき、AIでは責任を取れず、AIを扱った医師や病院が責任を取ることになります

ですから、医師という職業は、なくならないでしょう。

また、AIは、なんでもできるわけではないです。

AIは数値化できる疾患に対しては、うまく分類し、対処できるでしょう。

しかし、うつ病などといった数値化しにくい疾患に対しては、AIがどこまで対処できるかは怪しいです。

みんなが勘違いしていそうなこと

AIは、100%正しい判断ができると思わないで下さい。

AIと言っても、AIごとにアルゴリズムは異なっているものであり、AIごとに正答率は大きく違います

「A」というAIの正答率は97%、「B」というAIの正答率は92%、「C」というAIの正答率は75%、「D」というAIの正答率は62%みたいな感じなのです。

最高のAIでも、100%の正解はないです。もちろん、天才的な人間の医師でも100%の正解はないですが。

自動運転などは、100%に近づけるために、これでもか、これでもか、これでもか、……、これでもか×100、これでもかと何重にも予防線を張っています。

僕が、ふと思ったこと

今後AIがどんなに進化しようが、最終的には、あなた自身が、正答率が1番高いAIを信じるのか、正答率が2番目に高い(例えば、後遺症を避けがちな)AIを信じるのか、またはどの人間の医師を信じるのかを決めなくてはならないのです

責任の問題があるため、医師という職業は、なくなりはしないでしょうが、医師は、AIを使いこなして、より高度な医療を提供することを求められるでしょう。

近い将来、医師国家試験で、AIの使い方が出題されることになると思いますよ(笑)



今回の記事は以上になります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございますm(_ _)m