AI(人工知能)時代、AIを使い倒す!

AI(人工知能)時代に、AIを使い倒すために、ブログをはじめました!

AI(人工知能)時代、AIを使い倒す!


AI時代に、子供を医者にすることに対してどう思いますか?

今日は、僕がよく聞かれる質問「AI(人工知能)時代に、子供を医者にすることに対してどう思いますか?」について、記事を書きます。

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僕の叔母が病院の理事をしていたり、兄が医師であったり、母が病院で終末医療のボランティアをしていたり、僕に医師の知り合いが多いため、よく聞かれるのです。



僕の意見

子供が本当に医師になりたいなら、ぜひ医師になって頑張ってほしいです。

現在の医療では治せない難病・奇病が、山のようにあります。

何十年も技術の向上を行っていないヤブ医者もいっぱいいるので、駆逐してほしいです。

他の医者が健康診断で見落としていた僕の母親の大腸ガンを、医師の兄が見つけて、なんとか一命をとりとめた経験もあるので、身内にまともな医師がいることは、本当にありがたいし、心強いと思います。

ですが、医師を安定した職業として、目指しているのであれば、やめておいた方がいいです。

医師の仕事は割に合うのか?

AIの登場で一般的な診療報酬は下がり、医師全体の収入は減りますが、AIを使いこなす医師の収入は数十倍、数百倍になると思います。

近い将来、AIによる評価スコアを病院が医師の技術力を証明するための数値として使ったり、患者さんがそのスコアを見て執刀医を選んだりすることができるようになるからです。

実際、千葉大学フロンティア医工学センターの先生が開発を行っております。


基本的に、医師の仕事はブラックです。

世間のブラック企業とは、次元が違います。

僕の兄は医師なのですが、普通に毎週36時間連続勤務とかやってます。

たまに48時間連続勤務とかやってますが、なぜか笑顔です😅。

時給換算したら、1000円切ってる時もあると自慢してました(笑)。

忙しいのに、最善の医療を行うために、日本や海外の学会や研修にも参加しています。

去年は、極寒地の治療法を学ぶために、フィンランドのロヴァニエミ(サンタクロースの故郷)へ研修を受けに行ってました。サンタクロースに出会えなかったからなのか、僕へのプレゼントやお土産はなかったですね(笑)

産婦人科医はもっとすごいです。今週は家に帰れず仮眠のみとかいう話を普通に聞きます😱

こういうノリの人たちが日本の医療を支えてくれているのです。

中途半端な人間の精神力でできる仕事とは思えないです。

中退するリスク

生活費や学費や医学書代が払えなくなる

都市部の大学では、国立であろうが、かなりの生活費が必要です。

私立の医学部なら、学費も相当高いので、親が金持ちでい続けないと、払えないです。

しかも、医学書がめちゃくちゃ高いんです。日本語のものだけでなく、英語やドイツ語の医学書なども読んで勉強しないといけないですし。

僕の兄は国立の医学部だったから授業料は安かったのですが、20年くらい前でも、医学書代だけで毎月5~10万円くらい使ってました。

医学部の交流で、中国やタイや米国にも行って勉強してましたね。国立でも、真剣に勉強したら、めっちゃ金がかかるんですよ。

頭がおかしくなる

頭がおかしくなった人はいっぱいいます。

例えば、ご献体の解剖なんて、僕には絶対にムリです。

有名な事件で、京都大の学生がご献体から切り離した耳を壁につけて「壁に耳あり障子に目あり」と言ったところ、即退学になりました。

また、ご遺体の小腸で縄跳びをしていたところを教授に見つかり、即退学になった人もいます。

頭蓋骨でサッカーやった人も即退学になりました。

これらの事件は、ただの非常識で終わらされています。

しかし、医学生はご献体のありがたさを嫌というほど習っているはずなので、気の毒ですが、この人たちは頭がおかしくなっていたのだと思っています。

忘れもしないのが、兄が「今日嫌なもん、見てもうた」というから、何か聞いてみたら、
ノートみたいなもんに、名前〇〇〇〇・3か月、名前〇〇〇〇・6か月、名前〇〇〇〇・2か月、名前〇〇〇〇・1年、名前〇〇〇〇・10か月とか書かれまくってるものを見たんやけど、3か月とかって余命やったわ」と言い始めました。

追い打ちをかけるように「~~さん、笑顔であいさつしてくれたんやけど、あと6か月なんやなぁ」とか言い始めて、僕の頭は真っ白になりました。

医師って、精神的にかなりしんどいと思いませんか?

僕が医師になってたら、頭がおかしくなっていたと思います。

医師に興味がなくて、合格しないリスク(2019年の東大医学部の合格率は89.0%)

医師国家試験の合格率を上げるために、わざと卒業試験を難しくして、受験させない大学もあるので、合格率の順位は正確ではないのですが、旧帝大の合格率は、残念な結果です。

2019年東大医学部の合格率は、89.0%で、80大学中、第55位でした。

京大医学部は、89.8%で、第50位でした。

大阪大医学部が90.6%で45位、名古屋大医学部が91.7%で30位、九州大医学部が88.0%で59位、北海道大医学部が88.0%で59位でした。

東北大医学部が一番マシで94.0%で15位でした。

そもそも医師に興味がない又は医師に向いていない方高校の先生社会偏差値ダマされて、医学部に入学してしまったから、このような結果になっていると思っています。

医師の仕事を減らすAI

上海のAI医師

2019年6月17日、上海交通大学医学院付属上海児童医学センターの新外来棟で、小児科のAI医師が登場しました。

スマホアプリ「智能導診」を起動し、音声か文字で症状を入力すると、AI医師が診療案内や受診手続きをしてくれるそうです。

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引用元:上海交通大学医学院付属上海児童医学センター

AI医師の投入で、患者は受診時間を1時間以上短縮できるようになったそうです。

医療サービスを提供する企業 バビロンヘルス社

バビロンヘルス(Babylon Health)社とは、アプリを通じて、医療サービスを提供する企業です。

アプリのAI搭載チャットボットに症状を伝えると、分析し、医療診断をしてくれます。

また、アプリのテキストおよびビデオメッセージングを通じて、医師や医療専門家との遠隔相談も提供しております。

バビロンヘルス社のAIは、MRCGPテスト(研修中の一般開業医師が受けるテスト)を受験し、人間の医師の平均を10%上回っております。

しかも、このアプリは、英国国営の医療サービス「国民保健サービス(NHS)」と提携しており、医師不足を解決する手段として期待されています。


AIの登場で、中途半端な医師が淘汰されるようになると思います。

僕の記事が、子供を医者にしたい方の参考になれば幸いです。


今回の記事は以上になります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございますm(_ _)m