AIを搭載した無人カフェロボット「√C(ルートシー)」
√C(ルートシー)は、株式会社New Innovstions(ニューイノベーションズ)が開発した無人カフェロボットです。
√C(ルートシー)は、コーヒーの需要をAI(人工知能)で予測し、ロボット内でコーヒー豆を挽いて短時間でコーヒーを提供します。
√C(ルートシー)のCは、COFFEEのCから来ているそうです。
株式会社New Innovstionsは、20歳の起業家の中尾渓人さんが設立した会社です。
√C(ルートシー)の仕組み
無人カフェロボット√C(ルートシー)には、事前に場所・気温・時間帯によるコーヒーの消費量のデータが入力されています。
どの時間にどのくらいの利用者が来るのかを予測し、注文が入る前からロボット内でコーヒー豆を挽き始めてコーヒーを作ることによって、短時間で出来たてのコーヒーを提供します。
タイミングが合わない分はすべて廃棄処分するので、必ず出来立てのコーヒーが飲めます。
さらなるデータを集めることで、需要予測AIの精度を向上させて、廃棄率や待ち時間を改善する予定だそうです。
今回の実証実験の目的
今回の実証実験の目的は、コーヒー購買における需給予測AIの実装と、消費財としてのコーヒーの提供が人々の生活動線上に最適化されたときのニーズの深さを検証することだそうです。
全ユーザーの購入履歴や時間帯による購入比率、店舗前の通過人数、近隣の大規模イベントの有無、ユーザー属性、天気や湿度、改札通過人数をはじめとする多数のデータを組み合わせて、今後、より精度の高い需要予測をする予定だそうです。
今回の実証実験の場所
無人カフェロボット√C(ルートシー)の第一弾の実証実験として、2019年8月1日から8月31日まで、√C(ルートシー)が南海なんば駅2階南口改札となんばスカイオ1階ロビー前に設置されました。
√C(ルートシー)のコーヒーの特徴・メニュー・価格・決済方法
コーヒー豆は、アラビカ種のブレンド豆で、高級なものを使っているそうです。
選べるメニューは全4種類で、コーヒーのホット・アイス、カフェラテのホット・アイスのみです。
価格は、一律300円です。
決済方法は、交通系のICカード、nanaco、waon、楽天edyのみで、現金は使えません。
√C(ルートシー)のコーヒーを飲みに行ってきた!
2019年8月30日に、まず、南海なんば駅2階南口改札にあるなんば駅南口店に行ってきました!
あれ、なんか様子がおかしい!🤨
ガーン! マジか~?
√C(ルートシー)のそばに、√C(ルートシー)のマークのついたシャツを着た女性がいたので話しかけて聞いてみると、故障中らしいです😱
仕方ないと思い、なんばスカイオ1階ロビー前のなんばスカイオ店に行きました。
あれ、ここも、なんか様子がおかしい!🤨
√C(ルートシー)のそばにいるお兄さんに聞いてみると、ここも故障中でした😱
ガーン! マジか~?
お兄さんに√C(ルートシー)がいつ修理されるのか聞いてみると、今回はもうムリといわれました😱
コーヒー全4種類を飲むつもりで、のどをカラカラにしてきたのに、故障中って悲しすぎる😱
お兄さんによると、来年、東京で実証実験として出店するらしいので、その時に√C(ルートシー)のコーヒーを飲む予定です。
僕が、ふと思ったこと
中尾渓人さんは、2014年、ロボカップジュニア全国大会で優勝しています。
智辯学園和歌山高等学校を卒業後、大阪大学工学部応用理工学科に進学しましたが、今現在休学して、東京の湯島を拠点にプロダクトの開発を行なっているそうです。
この話を聞いて、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏を思い出しました。
ビル・ゲイツ氏はハーバード大学に通っていたのですが、マイクロソフトを起業し、忙しすぎてハーバード大学を卒業しておりません。
親切なハーバード大学は、ビル・ゲイツ氏を休学扱いにしてくれているそうですが、何年休学しているんだろう(笑)
とにかく、人生を賭けて勝負する時だと思ったなら、大学や高校に通って、ちんたらお勉強をしている場合ではないと、僕は思っていました!
そこに、このような勇気と才能のある青年が現れて、僕は本当にうれしいです!😊
ビル・ゲイツ氏のように、世界を変えていってほしいですね。
今回の記事は以上になります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございますm(_ _)m